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マクドナルド「ひとくちチュロス」を食べてみた。今年はチョコのなめらかさがさらにアップ
2024年2月14日 16:55
- 2024年2月14日~3月中旬 販売予定
日本マクドナルドは「ひとくちチュロス」を3月中旬までの期間限定で発売した。1箱4ピース入りで価格は260円(価格は店舗により異なる)。
ひとくちチュロスは2022年2月に初登場した期間限定のホットスイーツ。食べやすい一口サイズのコロコロとしたかわいらしいフォルムで、サクふわ生地の中にはトロリとした口どけのよいチョコクリームが入っている。
よりサクふわ感を楽しめるよう2023年2月に生地をリニューアルしているが、今シーズンはチョコクリームをリニューアルして、なめらかさとチョコ感をアップしたという。
発売日に開かれた試食会に参加してきたので、その新しくなったひとくちチュロスの味わいをレポートする。
マクドナルドらしさにこだわって開発
通常、マクドナルドは商品開発に1年かけているそうだが、ひとくちチュロスはさらに長い“2年”という期間をかけている。
その理由をコミュニケーション&CR本部 広報部の下村彩氏は、「マクドナルドのお客さまは年齢層が幅広いので、万人に好んでいただけるものが望まれます。チュロスの本場のスペインでは、シナモンやシュガーを振りかけたチュロスが基本ですが、シナモンは好みが分かれます。チョコもディップして付けるスタイルが一般的ですが、食べやすさを考えて、チョコレートを中に入れることにしました。チョコレートが中に入っているチュロスは当時、あまりなかったと思います。店舗で提供するオペレーションを含めて、オリジナリティをどう出すか、いろいろと試行錯誤をしたこともあって、開発に2年を費やしました」と説明する。
商品がデビューした2022年の販売は好調で、当初5週間を予定していた販売期間が2週間で品切れになった。早々に終了してしまったために、食べられなかったという人もいた一方で、2月という寒い時期で、さらにコロナ禍でテイクアウトやデリバリーが多かったこともあり、時間が経つと生地が硬くなるという意見も多かったそう。
それを受けて「2年目は粉の配分を変えて、時間が経ってもサクふわ感が持続するようにリニューアルしました。そして3年目の今年はココアバターの配合を変え、より量を多くすることで、とろーりとしたなめらかさとチョコ感をアップしました」という。
実際に味わってみると、外の生地はとてもサクサク。チョコもとろりとした食感で、濃厚な味わいが楽しめた。その印象は少し時間を置いてもそれほど変わらない。
少し小さく感じたポーションも、1個、2個と食べ進めるうちに満足感が高まり、1人でしっかり味わいたいときも、友人とちょっとシェアしたいときにもちょうどよさそうな印象だ。
数量限定のパッケージも用意
ひとくちチュロスのかわいらしいフォルムはもちろん、そのパッケージにも注目したい。商品をモチーフにした数量限定のパッケージは4種類あり、なくなり次第終了となる。どのパッケージで提供されるのかも楽しみだ。
2月13日からテレビCMの放映も始まっている。CMには3年連続で岡田将生さんと伊藤沙莉さんが登場し、新しくなったチョコのなめらかさを岡田将生さんがダンスで表現するという、クスッと笑える楽しいものに仕上げた。
下村氏は「CMでは、ひと口サイズでシェアできる世界観を表現しています。最初の発売から変わらないそのコンセプトを伝えるために、同じお二人で同じシチュエーションにしています」と説明しており、新CMにも注目したい。
ちなみに下村氏に、ひとくちチュロスと組み合わせたいドリンクを質問すると、「なんといってもコーヒー」とのこと。マクドナルドでは1滴ずつていねいにドリップすることで、コーヒー本来の味わいが楽しめるプレミアムローストコーヒーを提供している。コーヒーのSサイズは120円なので、ひとくちチュロスと組み合わせても380円。ちょっと小腹が空いたときやデザートとして、楽しんでみてはいかがだろうか。