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セブン-イレブン、猫の日「にゃんこ発見!」なえなの、猫スイーツを食べて“うみゃい!”

2025年2月16日から順次発売

猫耳姿で登場したなえなのさん

 セブン-イレブン・ジャパンは2月22日「猫の日」に合わせて「にゃんこ発見!」として、猫をモチーフにしたスイーツ・菓子パンなどを順次販売している。猫の日企画が2年目となる今年は、昨年の5品より商品数を大幅に増やした23品を展開する。

 セブン-イレブン「にゃんこ発見!」新商品発表会に登壇したなえなのさんは、猫耳を付けて、衣装も猫の毛をイメージしたモフモフのワンピースで登場。猫の肉球をモチーフにしたスイーツ・パンを試食して「うみゃい!」「にゃんだこれはうみゃ~い!」と猫語でコメントした。

「うみゃい!」「にゃんだこれはうみゃ~い!」と猫語でコメント
引っ越すならセブン-イレブンが近くにあることを条件の1つとセブン愛を語るなえなのさん。「唐揚げ棒」が特に好きで、体の一部はセブン-イレブンでできているという
セブン-イレブン「にゃんこ発見!」新商品発表会

セブン-イレブン「にゃんこ発見!」

セブン-イレブン「にゃんこ発見!」。今年は過去最多の23品がラインアップ

パン

・「ねこのしっぽいみたいなパン キャラメルホイップ」(181円)
 生地にしましま模様に上生地を絞って焼き上げ、濃厚なキャラメルホイップをサンド。猫のしっぽの見た目を再現した。
・「肉球みたいなミルククリームパン」(194円) ※沖縄県を除く全国で発売
 ミルククリームをサンドし、猫の肉球を再現した見た目の菓子パン。

スイーツ

・「肉球のおだんごきにゃこムース&黒糖ゼリー」(324円) ※沖縄県を除く全国で発売
 きなこムースと黒糖ゼリーを掛け合わせた和スイーツ。こしあんを包んだ大福と4つのお団子で肉球を表現した。
・「とろ~りにゃたらし」(213円) ※沖縄県を除く全国で発売
 猫の肉球をイメージしたお団子にダシの風味と醤油の香りが楽しめる、さっぱりとした味わいのタレをかけた。
・「肉球ティにゃミス」(299円)
 なめらかなティラミスムースと香り高いコーヒーを味わえるスポンジで仕立てたティラミスに、猫の肉球をイメージしたティラミスホイップを絞った。

アイスクリーム

・「CACAOCATひとくちミルクチョコレートアイス」(278円)
 北海道のチョコレートブランド「CACAOCAT」。ひとくちサイズのミルクチョコレートアイス5個入り。

揚げ物

・「サクにゃげ(うま塩)」5個入り」(259円)
 国産チキンを使用し、猫の顔を模したナゲット。やみつきになる味付けに仕上げた。
・「サクにゃげ(チーズ味)5個入り)」(259円)
 国産チキンを使用し、猫の顔を模したナゲット。チーズのコクと旨味のハーモニーを楽しめる。

「とろ~りにゃたらし」(213円)
「肉球みたいなミルククリームパン」(194円)
「ねこのしっぽいみたいなパン キャラメルホイップ」(181円)
「肉球ティにゃミス」(299円)
「CACAOCAT ひとくちミルクチョコレートアイス」(278円)
「猫の日」キャンペーン各種を展開

拡大する「猫の日」マーケットを一緒に盛り上げたい

株式会社セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 スイーツ・乳飲料チーフマーチャンタイザー 飯野氏

 セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 スイーツ・乳飲料チーフマーチャンタイザーの飯野氏は、猫や猫に関連した商品が引き起こす経済効果「ネコノミクス」は2025年は約2兆9086円と試算(関西大学名誉教授 宮本勝浩氏による)されており、その規模は年々伸長していると説明。

約2.9兆円の規模に拡大するネコノミクス

 特に若い世代で「猫の日」の関心度が非常に高く、SNSで共有したり、イベントに関心したいと回答した割合はバレンタイン以上。猫グッズの購入やSNSで猫の投稿をシェアする光景が見られているという。

 2014年以降、ペットとして飼われている動物の数は猫が犬を超え、かわいい動物ランキングでも犬を抑えて1位となった。猫の魅力は多岐にわたり、猫の好きなパーツについてアンケート調査をしたところ、1位は「目」、2位は「肉球」、3位は「ふわふわな毛」、続いて「しっぽ」とのこと。

人気が高まる猫・猫マーケット

 今回のラインアップは猫の「肉球」や「しっぽ」モチーフなど、かわいらしい商品を用意した。

「にゃんこ発見!」スイーツ
「にゃんこ発見!」菓子パン・アイスクリーム
「かわいい」の心理学を研究する大阪大学 人間科学研究所 入戸野宏教授によると、猫スイーツによって心も体もリフレッシュできるという

工場で手作業で猫スイーツの“肉球”を再現

株式会社セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 スイーツマーチャンタイザー 前田氏

 セブン-イレブン・ジャパン 商品本部 ベーカリー・スイーツ部 スイーツマーチャンタイザーの前田氏は、大の猫好き。そんな前田氏によると今回の猫商品は、工場で手作業で猫スイーツの肉球を再現し、味や品質にもこだわったという。

「肉球ティにゃミス」の肉球ホイップは手作業でクリームを絞っているほか、じゅわっとコーヒーの風味が広がるココアスポンジや、ティラミスムースと相性のよいマスカルポーネを使用した。さらに、価格は299円(肉球)にちなんでいる。

「肉球のおだんごきにゃこムース&黒糖ゼリー」は、もちもちのお団子と大福は手作業で丸められている。

「肉球みたいなミルククリームパン」は肉球を模したピンク色の生地を1つひとつ成型し、2段階で焼いた、もちもちの生地。中には練乳入りクリームが入っている。

「肉球ティにゃミス」の特徴
「肉球のおだんごきにゃこムース&黒糖ゼリー」の特徴
「肉球みたいなミルククリームパン」の特徴

 記者も試食したが、見た目がかわいいとテンションが上がる。ほっと一息ついてスイーツを食べつつ、猫モチーフに癒されながらひとときを楽しめる。

 また、飯野氏は他社、マーケットにおいて「猫の日」に関連したさまざまな商品が出ていることは認識していると述べたうえで、「お客様に喜んでもらい、猫の日マーケットをみんなで盛り上げていきたい」と締めくくった。

セブン-イレブン「にゃんこ発見!」新商品発表会