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キリンビール横浜工場内に「キリン横浜ビアホール」、4月11日オープン

2023年4月11日 オープン

キリン横浜ビアホール

 4月11日、キリンビール横浜工場内にロイヤルフードサービスが運営するレストラン「キリン横浜ビアホール」がオープンする。

 同店は、2015年から「スプリングバレーブルワリー横浜」として営業を行なっていたが、コロナ禍で営業できない状況となっていた。横浜工場の工場見学は2022年4月に再開していたが、今回、コンセプトを見直し、店名も変更して2年半ぶりに営業を再開することになった。

 キリンビール 常務執行役員横浜工場長の藤原義寿氏は、「横浜はキリンビール創業の地で、横浜工場は最も多くのお客さまが来場される見学設備であることから、多くのお客さまからレストランの再開はいつか、という声をいただいていた。キリンビールのフラッグシップブランドの一番搾りを中心に、できたての生ビールやビールのおいしさを引き立てる料理を提供する。工場見学にお越しいただいたお客さまだけでなく、地域の皆さんに最高の状態でキリンビールをお試しいただけるようなレストランを目指している」と語る。

 また、ロイヤルフードサービス 代表取締役社長の生田直己氏は、「コロナで非常に厳しい状況下ではあったが、そのなかでたくさんの新しいものが出てきた。デリバリーや販促のデジタル化など、自社だけではなかなかうまくいかないようなことを、他社との協業で行ない、こういったことに支えられた3年だった。キリンさんとは本当に長い付き合いで、改めて我々を支えてくれているということを感じるオープン。レストランは地域に根ざしてこそ。期待を裏切ることなく、しっかりと来ていてただいたお客さまにおいしい料理とサービス、おいしいビールのなかでの新たな体験を味わっていただけるよう尽力していく」と挨拶した。

 ロイヤルフードサービス 東日本営業部 部長の積田貴臣氏によれば、同店では「ビールやホップを付かた料理」「湘南ゴールドや、やまゆりポークといった地産地消」「アーモンドやカシューナッツ、クルミ、ピザなどの燻製を使った商品」の3つの角度からビールにあう料理を提供していく。

キリンビール 常務執行役員横浜工場長の藤原義寿氏
ロイヤルフードサービス 代表取締役社長の生田直己氏
ロイヤルフードサービス 東日本営業部 部長の積田貴臣氏

 スプリングバレーブルワリーの時代には、クラフトビールにあわせた料理を軸にしていたが、今回は一番搾りを中心にさまざまな種類のビールにあう料理をロイヤルフードサービス側で新たに開発したとのこと。メニューには、どの料理がどのビールにあうのか、オススメのペアリングも記載されている。

ペアリングプレート8種盛り(3800円)
横浜ビアホールコース(6000円、飲み放題付き)
ソーセージとポーク、チキンのミックスグリルプレート(4980円)
富塚豆富店の絹ごし豆腐 シラスと酒盗のバターソース(880円)

 所在地は神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1 キリンビール横浜工場内。営業時間は11時~21時で、月曜が定休日となる。席数は1階が116席、2階が30席で、32席のテラス席も用意されている。

テーブルにはQRコードが設置されており、スマートフォンからドリンクの追加をオーダーできる
キリンビール横浜工場