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スシロー、創業40周年で「大切りめばち鮪」「本鮪中とろ」が100円! 大画面の「デジロー」も登場

GO!スシロー40周年 事業戦略発表会

2023年9月27日 発表

スシロー「大切りめばち鮪」(左)と「本鮪中とろ」(右)

 あきんどスシローは、2023年10月に回転すし事業を創業して40周年を迎えるのを前に「GO!スシロー40周年 事業戦略発表会」を開催し、「40周年!大大大大感謝祭り」や「デジロー(デジタル スシロー ビジョン)」などを発表した。

 登壇した代表取締役社長の新居耕平氏は、「創業40周年を迎えられたのは、お客さまを始め、生産者の皆さま、店舗で働く従業員の支えがあったからこそ」と感謝を述べ、「お客さまが一番喜んでもらえるのは、やはりおいしい商品を安く提供すること」とフェアについて説明を行なった。

株式会社あきんどスシロー 代表取締役社長 新居耕平氏

スシロー「40周年!大大大大感謝祭り」大還元商品

2023年10月4日~15日:
・「大切りめばち鮪」(100円)
2023年10月18日~11月12日:
・「本鮪中とろ」(100円)
※1日の販売数に限度あり。完売次第終了

「40周年!大大大大感謝祭り」の目玉商品「大切りめばち鮪」(左)と「本鮪中とろ」(右)

 目玉商品は、スシローで人気ナンバーワンを誇るマグロを使った「大切りめばち鮪」。赤身の味が濃厚といわれる大型のめばちマグロのみを厳選しており、価格は100円。10月4日からの販売となる。

 さらに10月18日からは、口の中で中とろの脂の旨みが溶け出す「本鮪中とろ」が登場。こちらも同様に税込み100円で販売される。スシローでは黄皿・赤皿・黒皿が基本だが、これらの規定の価格に縛られて提供が難しかった商品のために、5月31日から価格を固定しない白皿を新たに導入。40周年のフェアではこの白皿によって税込で100円という価格で提供される。100円の商品は12月末まで全店舗で継続して展開される予定だ。

大ぶりのネタで満足感のある「大切りめばち鮪」
中とろの旨みがたまらない「本鮪中とろ」

スシロー「40周年!大大大大感謝祭り」秋のグランドメニュー&復刻ネタ

2023年10月4日~完売次第終了:
・「大切りめばち鮪」(100円)
・「えびバジルチーズ・サーモンバジルチーズ」(120円/130円/150円)
・「麻婆揚げなすにぎり」(120円/130円/150円)
・「ほたて天ぷら麻婆包み」(120円/130円/150円)
・「いかと昆布の磯和え軍艦」(120円/130円/150円)
・「〆さば」(120円/130円/150円)
・「かつお」(120円/130円/150円)
・「グリルチキンチーズ」(180円/190円/210円)
・「さんま焦がし醤油」(180円/190円/210円)
・「さんま」(180円/190円/210円)
・「活〆かんぱち」(180円/190円/210円)
・「ほたて食べ比べ」(260円/270円/290円)
・「まぐろ匠の特製だれと煮小魚」(260円/270円/290円)
・「サーモンいくら軍艦」(260円/270円/290円)
2023年10月18日~29日:
・「本鮪中とろ」(100円)
・「国産生ハムガーリック醤油」(120円/130円/150円)
・「あぶり鮭ハラス」(120円/130円/150円)
・「煮あさり包み」(120円/130円/150円)
・「塩だれびんちょう」(120円/130円/150円)
・「活〆真鯛のあんこう肝のせ」(260円/270円/290円)
※1日の販売数に限度あり。完売次第終了。店舗により価格は異なる。歌島店は一部メニュー販売なし

「40周年大大大大感謝祭り」の前半のメニュー

「40周年大大大大感謝祭り」の前半には40周年を機に秋のグランドメニューが新たにラインアップ。フェアの後半には「お客さまの声をカタチにした」取り組みとして、「活〆真鯛のあんこう肝のせ」「塩だれびんちょう」「あぶり鮭ハラス」などの復刻ネタが登場するのも楽しみだ。

「40周年大大大大感謝祭り」の後半のメニュー

10月のスシローデリバリーは300円引き! 笑福亭鶴瓶のCMがスタート

 40周年の感謝は店舗だけでなく、スシローアプリやお持ち帰りネット注文で利用できる「スシローデリバリー(スシローデリバリー Delivered with Uber Eats)」でも展開される。スシローデリバリーではおすしの価格は店舗のままで、距離に応じた配達料がプラスされる仕組み。その配達料が10月の1か月間は300円引きになるキャンペーンを実施する。

スシローアプリのデリバリーが10月は300円引きに

 笑福亭鶴瓶氏を起用したCMが10月4日から放送される。鶴瓶氏の昔と今の姿が落とし込まれた映像はインパクトがあり、時の流れを感じさせる。スシローには幅広い世代のお客さんが訪れるが、その誰もが知っているだろうということで、今回、鶴瓶氏を起用したということだ。

昔の鶴瓶氏
今の鶴瓶氏

大画面の「デジロー(デジタル スシロー ビジョン)」が登場

 発表会では未来の回転すしについても語られた。本来の回転寿司の楽しさはそのままに、もっと安心して笑顔になれる取り組みとして、新型のデジタルビジョンとレーンを融合させた「デジロー(デジタル スシロー ビジョン)」を、9月28日から新宿西口店で試験導入する。

ボックス席のレーンサイドいっぱいの大画面に商品が流れる映像が表示される「デジロー」
だっこずしモードに切り替えることもできる
ランダムに抽出されたメニューが一覧表示される「すしナビ」では新しいネタと出会える

 スシローではタッチパネルでオーダーするスタイルが一般的だが、「デジロー」では大画面に再現されたデジタルレーンを流れるおすしを映像で見ながら、画面のタッチ操作で注文することができる。みんなで画面が見られて、2人同時に操作が可能。言語は日本語、英語、中国語、韓国語に対応する。ランダムにクイズが表示されたり、注文した商品が届くたびにゲージがたまってゲージがいっぱいになるとゲームに参加できたりと、エンタメ要素も充実している。

画面上部にスシロークイズが表示され、食事中に盛り上がれる
商品を注文する度にゲームのゲージがたまる
ゲージがたまるとだっこずしのゲームに参加できる。ゲームに勝つと景品がもらえる

 この「デジロー」は大阪の江坂店で9月21日から先行導入。10月には愛知の天白焼山店にも導入を予定している。現在、都市部の店舗を中心に導入している「Auto Waiter(オートウェイター)」についても、10月より導入店舗を増やし、約80店舗まで拡大することを発表。「Auto Waiter」は注文した商品が自分専用のレーンで届き、慌てずに受け取れることで客からも好評という。また従業員の業務負荷軽減にもなり、省人化にもつながるので店舗運営面でもメリットがある。

カウンター席は従来のタッチパネル式。「Auto Waiter」はカウンター席とボックス席の両方に設置され、自分専用のレーンに商品が届く

「次世代型の店舗の体験や新しいシステムの導入を、今後、積極的に採り入れていきます。企業理念の“うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。”という思いのもとに、40年目も精一杯頑張っていきたいと思っています」と新居社長。10月からの「40周年大大大大感謝祭り」を皮切りに、今後のスシローの展開に期待したい。

一歩先の回転寿司について語る新居社長