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デニーズ、人気レストランのシェフ監修メニューの第2弾を11月7日から提供

2023年11月7日~

播磨灘産牡蠣とトロトロ冬野菜のスパゲッティ

 デニーズ(セブン&アイ・フードシステムズ)は、創業50周年を記念して都内人気レストランのシェフが監修したメニューを提供する企画の第2弾を11月7日にスタートする。

 第2弾は、「アロマフレスカ銀座」の原田慎次シェフが監修した「播磨灘産牡蠣とトロトロ冬野菜のスパゲッティ」が提供される。価格は、ローストポークのカルパッチョ仕立て、ライ麦パンがセットになった「シェフのおすすめセット」が2519円、パスタ単品が1859円となっている。

 パスタのメインとなる具材には、播磨灘産の牡蠣を使用。商品部 副部長の友井勝彦氏は、「この季節の素材としてはキノコ、サーモンなども考えたが、牡蠣を題材にしたパスタをお願いしたいと交渉した」と振り返る。

商品部 副部長の友井勝彦氏。原田氏が選んだワインも注文できる

 アロマフレスカ銀座では食中毒のリスクに配慮して牡蠣を使用したメニューを提供していないが、しっかりと安全性を担保できる製造過程を説明したところ、原田氏からも「原田慎次が牡蠣のパスタを作るんだったら、こういうパスタを作るという品にしたい」と理解を得て、共同開発に取りくんだという。このため、アロマフレスカでは決して味わえない、特別なメニューが誕生した。

 味付けとしては、アヒージョをイメージした魚介の旨味が感じられるオイルベースに、旬の野菜の蕪(かぶ)をピューレ状にしたソースをあわせることで、乳成分を使用せずにクリーミーに仕立てている。そこに添えられている蕪やブロッコリーは、パスタよりも柔らかくなるように茹で上げられ、食べ続けやすい、やわらかい絶妙な食感を演出。アクセントに白髪ねぎ、柚子皮がトッピングされている。

 セットメニューで前菜として提供されるローストポークのカルパッチョ仕立てについては、オリーブオイル、パルミジャーノレッジャーノ、バルサミコで味付け。ヘーゼルナッツ、アーモンド、カシューナッツの3種のローストナッツに、コリアンダー、クミンといったスパイスを加え、塩をブレンドした中東発祥の「デュカスパイス」を振りかけることで、独特の風味と食感を楽しめるようにしている。

ローストポークのカルパッチョ仕立て
ライ麦パン

 同メニューは12月21日まで期間限定で提供される予定で、その後には「ルカンケ」の古屋壮一シェフが監修した第3弾が登場する。