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マクドナルド「ビッグマック」を作ってきた! バーガー・ポテト作りのチャンピオンの技はすごかった
2024年9月13日 07:00
- 2024年9月11日 取材
日本マクドナルドが9月11日に開催した報道関係者向けの「メイド・フォー・ユー」体験会で、特別にキッチンエリアに入ることができ、クルーさながら手洗いからビッグマック作りまで体験してきたのでレポートする。
マクドナルドが取り組んでいる食の衛生の記事のなかでも少し触れたが、手洗いは8つのステップでしっかりと清潔にするようにしている。
マクドナルドの手の洗い方
1. ハンドソープを取り、手のひらを合わせてスリスリ
2. 指を組んで両手の間をゴシゴシ
3. 両手を重ねて手の甲をスリスリ
4. 両手を握ってギュッギュッ
5. 親指をもう片方の手で包み、付け根からグリグリ
6. 爪を立てて泡をかき集めるようにコショコショ
7. 手首から肘までグリグリ
8. よくすすぎ、ペーパータオル
しっかりと手を清潔にしたら、ビッグマック作りへ。
温かいバーガーを素早く提供するためのオペレーション。バーガー作りのチャンピオンが「ビッグマック」作りを実演
「ビッグマック」の作り方のお手本に、日本マクドナルドが1977年から開催している技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」で、2023年大会のアッセンブラー部門チャンピオンの花澤美羽さんが実演してくれた。
アッセンブラーは、オーダーが入ってからバンズにパティやソースを乗せラップで包むまでを担うポジションで、スピーディーな商品提供の要となる役割。
まずはバンズを手に取りトーストする。次にパッケージを調理台の上に用意し、焼き上がったバンズをセット。ガンのような容器に入ったソースをガシャンガシャンと噴射したら、玉ねぎを2枚のバンズへのせる。そして、シャキシャキのレタスをのせ、チェダーチーズを1枚重ねたら、ビーフパティを2枚のせ、バンズ同士を重ねて完成。
1つの調理台の上でスムーズにバーガーを作れるよう、オペレーションされており、花澤さんの手つきは流れるようだ。また、温かいバーガーを提供するため、調理台は温かく設定されている。
記者も作ってみたが、まずバンズを焼くところから失敗。トーストする面を間違えてバンズの表面を焼いてしまい、日焼けしたバンズが出てきた。そのあとの具材の盛付もバランスよくのせるのが意外と難しく、できあがったのはちょっと崩れそうなレタスがあふれた「ビッグマック」。
自分で作ると見た目が不格好でも愛着がわき、より美味しく感じられる。日本マクドナルドでは「マックアドベンチャー」として、ハンバーガーやポテト、ドリンクの作り方などマクドナルドならではの仕事体験ができるプログラムを子供向けに用意している。
マックアドベンチャー
スタンダードプラン: 980円
ハンバーガー作り、ポテトS作り、ドリンク作り
スペシャルバーガープラン: 1200円
オリジナルバーガー作り、ポテトS作り、ドリンク作り
手の感覚だけで「マックフライポテト」の重さが分かるポテトパーソン部門のチャンピオン
技能コンテスト「AJCC(オール・ジャパン・クルー・コンテスト)」2023年大会でポテトパーソン部門チャンピオンの佐々木陽菜さんが「マックフライポテト」作りを実演してくれた。
なるべく出来立てを提供するために、混雑状況に応じて1度に作る量を調整しているとのことで、冷凍されたポテトをフライヤーで揚げていく。匠の技はここからで、揚がったら素早い手つきで塩をかけ、ポテトをすくい、ケースへ入れていく。手の感覚だけで各サイズの適正量が分かるそうで、秤で計るとほぼ正確に入れられていることが分かった。
よく利用する店舗のクルーも実はすごい技を持っているかも。何気なく食べている商品の提供の裏側に注目してみては。