ニュース

キリンビール 横浜工場、見学ツアーがリニューアル!「キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」をひと足早く見てきた

2026年4月18日 リニューアル
ダイナミックな映像を体感できるツアー終盤のパッケージングエリア

 キリンビールは横浜工場が操業100周年を迎えたことを機に、工場見学ツアーの一部を刷新した。歴史展示エリアが「キリンヒストリーウォーク横浜」としてリニューアルしたほか、「キリン一番搾り」にスポットを当てたギャラリーも新設している。本稿では事前に実施された報道向けツアーの様子をリポートする。

100年の歴史を俯瞰! キリンヒストリーウォーク横浜

中央に横浜工場のジオラマを設置

 工場見学ツアーが始まる前の待機コーナーとして以前からあった展示エリアが「キリンヒストリーウォーク横浜」としてリニューアルされている。

 日本のビール産業発祥の地・横浜に根ざしたキリンビールの歩みを、世の中の流れとともに写真や映像などで紹介している。まずはここで今までの100年を予習して、ブランドの原点をじっくり確認しておきたい。

パネルを持ち上げると、該当する部署のジオラマが点灯し、場所が一目でわかる仕掛け。社員そっくりのフィギュアにも注目
精巧に作られているジオラマ。東京ドーム約4個分に相当する広さのキリンビール 横浜工場を俯瞰することができる
周りの壁が歴史年表になっている。はじまりは1853年から
1870年に横浜山手にスプリングバレー・ブルワリーを開設したウィリアム・コープランド。その自宅の庭が日本初のビアガーデンだそう
関東大震災の被害を受けたキリンビール 横浜工場は1926年に生麦に工場を新設。今年がちょうど100周年

新設「一番搾りギャラリー」

工場見学ツアー前に立ち寄るエリア

 新設した「一番搾りギャラリー」は、ブランドの魅力を視覚的に体感できる展示エリアだ。歴代の缶やシリーズ商品、限定グッズなどを見ることができる。

 一番搾りの歴代パッケージがずらりと並んでいるコーナーでは、並べて比較することで「あ、ここが違う!」と細かな発見を楽しめる。SNSで発信したくなるようなフォトスポットも用意している。

「パッケージでふりかえる一番搾り」コーナー
一見すると不変のデザインように見えるが、少しずつ変化しているのが分かる。その時代のキャッチコピーが懐かしい
スマホスタンドが用意されたフォトスポット
歴代の缶に座ってみよう

「工場だけの特別体験。キリン一番搾りおいしさ実感ツアー」へ

ツアースタート

「キリンヒストリーウォーク横浜」で歴史を学び、「一番搾りギャラリー」でブランドの魅力を視覚的に体感した後は、いよいよ見学ツアースタート。約75分かけてビールの魅力を五感で体験する流れになっている。料金は1人500円。

 今回のリニューアルでは、単なる製造工程の紹介にとどまらず、同社の価値観やものづくりの姿勢を伝える場として進化している。

 見学ツアー自体が初めてだった今回は、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べ体験などを通して、キリンが「一番搾り製法」にこだわる理由を十分に実感することができた。ツアーが終わったあとは無性に一番搾りが飲みたくなるのは言わずもがなだ。

 なお、見学ツアーの最後にはブルワリードラフトマスターが注ぐこだわりの「一番搾り」を試飲することができる。

素材体験
ビールの原料である麦芽の試食やホップの香り体験
巨大な仕込み釜をガラス越しに見る
分かりやすい映像で視覚的に学べる
贅沢な「一番搾り麦汁」と、一般的なビールで使われる「二番搾り麦汁」の飲み比べを体験できる
リニューアルされた「発酵エリア」。白いイスは酵母をイメージしている
酵母イスに座って鑑賞する発酵工程の映像
ビールがペットボトルに詰められるパッキングラインをガラス越しに見学
リニューアルされたパッケージングエリア。缶の洗浄から箱詰まで、一番搾りの製造ラインに潜入したかのような没入感ある映像だ
実際にパッケージング工程もガラス越しに見学
新設されたモノクロパネル。一番搾りのテレビCMに長年出演していた俳優・緒形拳さんの姿も
こちらも新設された展示演出
小規模貯蔵タンクも新たに見ることができる
見学コースの最後にある「ビアファクトリーショップ」

キリンビール 横浜工場 操業100周年記念式典を開催

フォトセッション

 操業100周年を迎えた4月17日は、同工場内で記念式典が開催された。登壇した同社 代表取締役社長の堀口英樹氏は「この100年は単なる工場の歴史ではなく、人と人、企業と地域のつながりの歩みでもあり、それこそが最大の財産」と感謝の言葉を述べた。

開会のあいさつをした横浜工場長の藤原義寿氏
「次の100年に向けて新たなスタートラインに立つことができた」とキリンビールの堀口英樹社長

特別醸造ビール「YOKOHAMA1926 by SPRING VALLEY BREWERY」

「~私達から渡す、ありがとうの花束ビール~」と「伝統と革新の架け橋」の2軸がコンセプトの特別醸造ビール

 この日は、生麦移転100周年を記念して醸造された「YOKOHAMA1926 by SPRING VALLEY BREWERY」のプロトタイプ(試作品)が参加者に提供された。

 華やかな香りで苦味も軽さも程よく、飲みやすいクラフトビールだった。本格的な醸造は同日から開始され、8月に横浜工場の見学ツアーに参加した人に期間限定で提供される予定だという。

キリンビール 横浜工場

所在地: 神奈川県横浜市鶴見区生麦1-17-1
休館日: 月曜
TEL: 0570-055898
Webサイト: キリンビール 横浜工場