おいしさの秘密と私のこだわり

完熟した果実の風味、味わいのパワフルさ“コスパボルドー”の「シャトー・ラモット・ヴァンサン レゼルヴ 赤」

株式会社モトックス マーケティング部 松浦秀徳氏

 ワインとお酒の専門商社「モトックス(Mottox)」は「シャトー・ラモット・ヴァンサン レゼルヴ 赤」のプロモーションを強化している。今回はマーケティング部 松浦秀徳氏に開発の背景やこだわりのポイントを伺った。

モトックス「シャトー・ラモット・ヴァンサン レゼルヴ 赤」

価格: 2,420円前後(税別)
容量: 750mL瓶
タイプ: 赤(フルボディ)
使用品種: メルロー 80%、カベルネ・フラン 12%、カベルネ・ソーヴィニヨン 8%
Webサイト: モトックス「シャトー・ラモット・ヴァンサン レゼルヴ 赤」

シャトー・ラモット・ヴァンサン レゼルヴ 赤

――商品開発の経緯を教えてください。

松浦氏:以前からおいしいなと思っていたシャトーだったのですが、現地訪問をした際に驚きだったのが、非常にカジュアルな価格帯のワインであるにもかかわらず、格付けシャトーのようなきれいな設備投資をしていたことと、コスパワインの作り方に対する論理的なアプローチでした。その考えに驚きつつ、彼らが造っている最もカジュアルなワインを飲んだ際に味わいに納得し、採用を決めました。

――どんな特徴があるのでしょうか。

松浦氏:完熟した果実の風味、味わいのパワフルさ、それでいて滑らかなタンニンと果実からくるほんのりとした甘み。通常安いワインだと青さやえぐみが目立ったり、タンニンが滑らかにならなかったりという場合が多いです。ラモット・ヴァンサンのワインは嫌味が一切でてこないので、本能的においしいと思える味わいに仕上がっていると感じています。

――こだわりのポイントは?

松浦氏:実はまったく同じ質問を私も生産者にしました。回答は「とにかく安く美味しく楽しんでもらいたい」というものでした。それをどのように実現しているのか? それは、たとえば1ヘクタールあたりの収量をどの程度に調整したらコストと品質のバランスがとれるのか、あるいはタンニンの抽出をどうしたら効率よくかつ滑らかにできるのか、などの黄金比を常に計算しているから、とのことでした。このアングルの回答は初めてでしたのでバイヤーとしても感動しました。

――どんな人に飲んでもらいたいですか?

松浦氏:「なるべく安いもの! でもせっかくだから高級感があるもの!」というワインを探している方にぜひ飲んでほしいです。「さすがボルドー、ワインの代表的産地」と、この価格帯でも言わしめる品質に納得いただけると思います!