ニュース
銀座「アルジェント」でフレンチの鳥取和牛特別コースが期間限定で登場
ひらまつ「シェフの推し牛×秋の実り」スタート
2022年10月31日 19:05
- 2022年10月26日~11月20日 提供
ひらまつが運営する全国19のレストラン・ホテルでは11月30日まで「季節で巡る、ひらまつ。~シェフの“推し”牛(ぎゅう)× 秋の実り~」を開催している。「シェフの“推し”牛(ぎゅう)× 秋の実り」をテーマに、ひらまつの19人の料理長おすすめ牛肉と今が旬の食材を合わせた特別コースとなっている。
東京・銀座のフレンチレストラン「アルジェント」(中央区銀座3-3-1 ZOE銀座8F)の料理長・鈴木健太郎シェフが“推す”のは、鳥取県が誇る伝統和牛「鳥取和牛オレイン55」。全国のブランド牛の始祖と言われる「気高」号の血を引き継ぎ、2017年の全国和牛能力共進会では“肉質日本一“を獲得したこともある注目ブランド和牛だ。今回のフェアでは、とろけるような食感として評判の「鳥取和牛オレイン55」をコースメニューのメインディッシュとして提供する。
アルジェント 鳥取和牛フェア「【期間限定メニュー】シェフの推し牛×秋の実り」
提供期間: 2022年10月26日~11月20日
提供コース:
[ランチ]1万8645円、3万1075円
[ディナー]2万1131円、3万1075円
※いずれもサービス料込
フェアに先駆けてアルジェントでは、賞味会を開催した。美食のワールドカップといわれる「ボキューズ・ドール国際料理コンクール」の日本代表シェフ3名による鳥取和牛スペシャルコースが振る舞われたのでレポートする。
この日は鳥取県の平井伸治知事も出席し、鳥取和牛をはじめとするさまざまな食材の魅力をアピール。鳥取が和牛の産地として知られるようになったいきさつを、日本三大牛馬市の一つとして知られる「大山(だいせん)の牛馬市」の歴史などをふまえて説明した。
また鳥取県の梨や柿・ネギや椎茸なども、料理人から高い評価を得ており、県ではそれらの豊富な食材をボキューズ・ドールコンクールに提供しているという。平井知事は「今後もボキューズ・ドールのような大会を応援していくのが産地の重要な役割だと思っている」とあいさつを締めくくった。
続いて、そのボキューズ・ドール国際料理コンクールの歴代日本代表である浜田統之シェフ(星のや東京 料理長)と、髙山英紀シェフ(レストラン アントル ヌー オーナーシェフ)、来年1月の2023年大会本選への出場権を獲得したの石井友之シェフ(アルジェント副料理長)の3名が紹介された。今回の賞味会は、この3名のシェフによって作られたものだ。
「鳥取和牛を味わう美食の饗宴」と題したこの日の賞味会メニューは、アミューズ、前菜、ポワソン、メインディッシュすべてに鳥取和牛が使われているというぜいたくなコースで、ランプ肉やロース、牛骨スープ、フィレ肉と、鳥取和牛を余すところなく存分に堪能できた。
ちなみにメインディッシュフィレ肉は、コンクールで使用されたものとほぼ同じランクとのこと。オリーブオイルの主成分として知られるオレイン酸は融点が16℃と低いため、口の中に入れた瞬間に溶けると説明されていたとおり、脂肪中のオレイン酸含有量が55%以上の鳥取和牛の口溶けのよさはインパクト大だった。
なお賞味会で提供された鳥取和牛スペシャルコースはこの日だけの特別なもので、開催中の鳥取和牛フェアで提供されているコースとは異なる。