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星のや東京、日本各地の懐かし家庭料理「ならえ」「たちかま」「ひきずり」などから着想を得た冬限定メニューを提供中

2025年12月1日から提供中
星のや東京メインダイニング 冬限定メニュー

 星野リゾートの「星のや東京」は、「もう作られなくなった日本の家庭料理」をコンセプトに掲げた冬限定メニューをメインダイニングで提供している。

 徳島県の郷土料理「ならえ」から着想を得た一品や、北海道の「たちかま」をアレンジした魚料理など、フランス料理の技法とシェフの独創的な感性と技術を融合させた冬限定メニューが楽しめる。

星のや東京メインダイニング 冬限定メニュー概要

提供開始日: 2025年12月1日
対象: 宿泊客
料金: 1名3万3880円(税・サービス料込、宿泊料別)
予約: 公式サイトにて前日までに予約
※状況によりメニューの内容、食材が一部変更になる場合あり

 徳島県の郷土料理「ならえ」は、元々は奈良漬が入っていたこと、そして7つの食材(大根、にんじん、油揚げ、ごま、れんこん、干ししいたけ、こんにゃく)を和えていることが名前の由来とされている。その“ならえ”にクリーミーに仕上げた豆漬けのタルタルに、奈良漬やゆり根などの野菜を加え、香ばしく揚げた伊勢海老と合わせた。

「ならえ」(徳島県)

 スケトウダラの白子を使用したかまぼこ「たちかま」から着想を得た魚料理も楽しめる。たちかまは、旨味を凝縮させたソースへと仕立て、旬の焼き魚と合わせた。白子の風味豊かな濃厚ソースは、淡白な旬の白身魚と付け合わせの焼きリゾットのどちらとも相性が抜群。

「たちかま」(北海道)

「ひきずり」は、鶏肉のすき焼き鍋のことを指す愛知県の郷土料理。フランス料理「バロティーヌ」をメインとした軽やかな一皿に仕上げた。菊芋のピュレと春菊のソースが彩りを添え、全体の味わいを引き締める。

「ひきずり」(愛知県)

 蜜柑ともち米を蒸し上げ、一緒について食べる和歌山の郷土料理が「蜜柑もち」。蜜柑果汁を葛粉と寒天で固め、その上に果肉をふんだんに乗せた。

「蜜柑もち」(和歌山県)
メインダイニングのエントランス
メインダイニングの個室

星のや東京

所在地: 東京都千代田区大手町1-9-1
チェックイン/チェックアウト: 15時/12時
客室数: 84室
アクセス: 東京駅丸の内北口出口から徒歩約10分、東京メトロ大手町駅 A1/C2c出口から徒歩約2分
料金: 1泊1名18万2000円から(税・サービス料込み、食事別)
Webサイト: 星のや東京

星のや東京
星のや東京の玄関
お茶の間ラウンジ
温泉の内湯から露天風呂へ
東京の空を眺めることができる露天風呂
客室「菊」
客室「菊」のリビングルーム
客室「百合」