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星のや沖縄、黒糖を使った料理や染めもの体験も楽しめるサトウキビづくしの「ウージ滞在」

沖縄の旬の野菜がたっぷり入った「黒糖鍋」を味わう

2025年2月28日まで提供

星のや沖縄「ウージ滞在」

 星野リゾート 星のや沖縄は、サトウキビや黒糖など沖縄の恵みや旬の食材をふんだんに取り入れた食事とサトウキビの葉を活用して染める「ウージ染め」などが楽しめる「ウージ滞在」を2月28日まで提供している。

 琉球王朝時代に中国より伝わったサトウキビは「ウージ」と呼ばれ、沖縄の人々の暮らしを支える大切な資源として活用されてきた。プランの夕食で提供される「黒糖鍋」は、サトウキビの収穫後すぐに作られた新糖(ミーザーター)と呼ばれる黒糖を使い、沖縄ならではの旬の野菜をたっぷりと味わえる。食前酒には黒糖酵母で醸した泡盛のカクテルを提供するほか、デザートにはサトウキビから作られたラム酒のアイスクリームを楽しめる。

星のや沖縄の周辺に広がるサトウキビ畑。12月~3月にかけて収穫する

星野リゾート 星のや沖縄の滞在プラン「ウージ滞在」(2泊3日)

提供期間: 2025年2月28日チェックインまで
料金: 大人6万円(宿泊費別)
含まれるもの: ウージ染め、紙漉きのワークショップ、夕食1回、朝食1回
定員: 1日1組(4名まで)
予約: 公式サイトにて2週間前までに予約
※仕入れ状況により食材、メニューが変更になる場合があり

「ウージ滞在」スケジュール例<1日目>

15時 星のや沖縄にチェックイン
16時 ウージ染め・染料づくり
18時 ダイニングで夕食をいただく(別料金)

 植物を使って染め物を行なう草木染めの文化が沖縄には古くから根付いており、サトウキビの葉を活用して染める「ウージ染め」もその一つ。滞在中は星のや沖縄内のキッチンスタジオ「ゆがふキッチン」にて、鍋で材料を煮だして染料を作る。サトウキビは成長により色が変化し、収穫を迎える冬の時期は柔らかな緑色になる。

サトウキビから染料を作る「ウージ染め」

「ウージ滞在」スケジュール例<2日目>

8時 朝食「サトウキビ香る琉球朝食」
10時 ウージ染め・染色体験
15時 星のや沖縄内の庭をめぐり植物を収穫、ウージの紙漉き
19時 夕食で「黒糖鍋」をいただく

 朝食で提供される「サトウキビ香る琉球朝食」は、黒糖のタレで漬け込んだマグロ、ふっくらと炊き上げたサトウキビご飯、黒糖と塩で作る漬物「ジージキ」などが並ぶ。ウージ染めは1日目に作った染料を用い、ストールに染色作業を行なう。午後はサトウキビの残渣(搾りかすとなった茎)を使った「ウージの紙漉き」でハガキを作る。作業前にはスタッフとともに施設内の庭を巡り、ハガキの装飾用に月桃の葉やハナチョウジの花などを収穫する。

「サトウキビ香る琉球朝食」
サトウキビの残渣を使った「ウージの紙漉き」
「黒糖鍋」や黒糖酵母を使用した泡盛のカクテル

「ウージ滞在」スケジュール例<3日目>

10時 ウージ染めと紙漉きの仕上げ
12時 チェックアウト

 最終日はウージ染めとウージの紙漉きの仕上げ作業を行なう。3日間を通して触れてきた沖縄の文化やモノづくりの歴史を振り返り、旅の思い出にする。

ウージを使ったオリジナルのハガキが完成

星野リゾート 星のや沖縄

所在地: 沖縄県中頭郡読谷村儀間474
チェックイン/チェックアウト: 15時/12時
客室数: 100室
アクセス: 那覇空港からクルマで約1時間
料金: 1泊1名1万7820円から
Webサイト: 星野リゾート 星のや沖縄

星野リゾート 星のや沖縄