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まるで本物の“苔”のようなスイーツで涼を楽しむ「おいらせ苔パフェ」星野リゾートの奥入瀬渓流ホテルで提供中

2025年8月31日まで提供
奥入瀬渓流ホテル「おいらせ苔パフェ」

 奥入瀬渓流沿いに建つ唯一のリゾートホテルである「奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート」では、本物の苔そっくりな「おいらせ苔パフェ」を8月31日まで提供している。

 冷涼をもたらす“ヤマセ”の影響で生き生きと輝く苔を表現したパフェや、涼やかな見た目と清涼感ある味わいが特徴のオリジナルドリンクを味わうことで、夏の苔の魅力を存分に堪能できる。ヤマセは、6月から8月の間に東北に吹き込む冷たい湿気を多く含んだ海霧のこと。

奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート「おいらせ苔パフェ」

提供期間: 2025年6月1日~8月31日
提供時間: 14時~15時
場所: ロビー 森の神話
料金: 2530円
提供数: 1日10食限定
対象: 宿泊客
予約方法: 公式サイトにて前日18時までに要予約
※苔スイートルーム宿泊者に限り、客室での提供が可能

「ジャゴケ」をイメージしたパフェは本物そっくりの出来栄え

 提供する「おいらせ苔パフェ」は、ユニークな見た目とさわやかな香りが特徴の「ジャゴケ」をイメージしたもの。ジャゴケは夏の奥入瀬渓流を代表する苔の一つで、指でこするとハーブのような清涼感のある香りを放つ。パフェは、優しい甘さの抹茶アイスととともに、清涼感ある香りが特徴のハーブやローストしたアーモンドのアクセントを楽しむことで、ジャゴケを連想させるようにした。また、パフェ上部のチュイルはジャゴケのユニークな見た目を表現している。

ジャゴケをイメージした「おいらせ苔パフェ」
奥入瀬渓流に自生しているジャゴケ

涼やかな夏の霧をスモークで演出

 苔の生育にはヤマセが湖や谷にたまり、湿度の高い状態が保たれていることが重要であることから、「おいらせ苔パフェ」の提供時は幻想的なスモークを用いることで奥入瀬渓流の湿潤な環境を表現した。夏の苔の生育環境を知り、苔をイメージしたパフェを味わうことで、この時期ならではの苔の魅力を存分に楽しめるとのこと。

提供時はスモークを焚いてヤマセを演出

苔の緑色と香りを表現したオリジナルドリンク

 オリジナルドリンクはジャゴケのさわやかな香りを表現するために、すっきりとした味わいが特徴のレモングラス緑茶とフレッシュな柑橘を合わせた。

パフェと合わせて楽しむオリジナルドリンク

苔を身近に感じられるスイートルーム

 奥入瀬渓流ホテルでは、苔をテーマにした1室限定の客室「苔スイートルーム」を用意している。リビングルームの壁や床下は本物の苔を使用したインテリアで設えており、宿泊客には特別朝食として「苔モーニング」を提供する。

1室限定の「苔スイートルーム」
苔をイメージした朝食「苔モーニング」

渓流コンシェルジュと歩く「苔さんぽ」

「苔さんぽ」は、通常30分ほどで歩ける奥入瀬渓流の中流域約1kmのコースを渓流コンシェルジュとともに2時間半かけて、苔を観察しながら歩くアクティビティ。

奥入瀬渓流を観察しながら歩く「苔さんぽ」
ヤマセで覆われた奥入瀬渓流

お土産にできる「こけ玉作り体験」

 館内で楽しめる「こけ玉作り体験」では、奥入瀬渓流に生息する苔やシダ、カエデ、ブナなどの植物を使用し、渓流に点在する苔むした岩を表現する。材料とする植物は園芸業者から仕入れた素材を使っているので、完成後は自宅に持ち帰ることができる。

「こけ玉作り体験」

幅8.5mの巨大な「苔アートウォール」

 渓流-BASEには、本物の苔を使用した幅約8.5m、高さ約2mの巨大な「苔アートウォール」を展示している。奥入瀬渓流に生息しているホソバオキナゴケやエゾハイゴケなど7種類を使って作られており、、本物の苔のふわふわした質感を体験できる。

「苔アートウォール」

奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート

所在地: 青森県十和田市大字奥瀬字栃久保231
アクセス: 下田・百石ICからクルマで約60分、青森空港からクルマで約80分
チェックイン/チェックアウト: 15時/12時
客室数: 187室
料金: 1泊7968円から
Webサイト: 奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート

奥入瀬渓流ホテル by 星野リゾート